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「現代のエスプリ(2005年6月号)」掲載に寄せて2009.06.17

数年前「"自殺と未遂そして残された人たち"のテーマで現代のエスプリを発刊するので、りえさんのを表紙に使わせてほしい」と、編集者の斎藤友紀雄氏から連絡をいただきました。
斎藤氏は日本いのちの電話相談を創設されたお一人で現在理事長をされています。その他にも自殺予防学会、キリスト教カウンセリングセンター、日本臨床死生学会の理事など幅広い活動をなさっています。

新聞の記事で、自死遺族のための癒しのセミナーを知り、5回ほど参加しました。そこで斎藤氏の講話を聴き、その博識と愛の深さ、奉仕精神に大変感動していました。そのセミナーの自分のことを語る会の日に、ちょうど、葉祥明氏に紹介された原宿の積雲画廊へ個展の依頼に行きましたので、りえの原画を持参していました。りえの絵を見せ、遺書も読んでお話しました。

「もう泣かないで話せる」と思っていたのに、他の方々の経験を聞いたり、それまでの斎藤氏のお話を伺って癒しの共磁場ができていたのでしょう。涙々で語ってしまいました。
会が終わってからある若い女性が「私は母代わりだった祖母が自殺して、ずっと自分を責めて辛かった。この会に来たのは、りえさんの絵に会うためだったとわかった。りえさんの絵に癒され、勇気づけられた」と、私に涙を流して言ってこられました。

斎藤氏には、「私はマリアの絵がいいと思う」と言っていたのですが、絵はデザインの方に選んでいただくとのこと。途中で「選考会議は難航していますが、りえさんの絵を強く押しています」と連絡がありました。今までの表紙はピカソやゴッホなどの名画だったから当然でしょう。
その後「通りました!人魚姫に決まりました」と連絡をもらい、私も大喜びでした。アンデルセンの童話、人魚姫は自殺ですよね。んー、ズバリの絵で感嘆!愛のために命をささげる。究極の愛?さまざまなメッセージが込められているのでしょうね。

その後、原宿の個展で、通りがかりに寄ってくださった方がりえの絵に感動し、ご自分で作曲したという"人魚姫"の曲をリコーダーで吹いてくださいました。それはきれいな曲で、その曲を聴いて改めてりえの人魚姫を見たときに、「ア、これはりえだー!」と直感し、涙があふれました。りえ、ありがとう♡♡

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