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りえの絵―「自由」2009.11.09

先日、りえの原画を山荘で見た青年が、『りえさんの絵は自由ですねー!』『いろいろな絵があるから楽しいですねー』と言われ、りえのことばを思い出しました。
初めて展覧会に出品した「ギャラリー木土水」でのグループ展を前にして、りえが『まだ私の画風が決まらないなー』と言うので、私も『そうねー、いろんな絵があって、一目でゴッホの絵とかのようにわからないわよね。画風が決まってないと売れないよねー』などと言っていました。
りえがイラストレーターのKさんにも話したところ、『まだ画風を決めなくていい。りえさんの好きなものを自由に思いきり描けばいいよ。画風を決めたらそれにしばられるからね』と言われたそうです。

木土水での展示では、希望価格を表示することになっていて、りえは『いくらにしようかな、売れても困るしねー』などと言いながら、「ふたり」のシリーズ絵7枚を展示するのに1枚3万円にしていました。1枚も売れずに『よかったー』とは言っていました。自分でコピーしてはがき用紙に貼り付けた絵はがきの方は、『結構売れたよー』と喜んでいました。

実は、りえが高校卒業後の進路として、原宿にあるデザイン専門学校のグラフィック科を希望するのを聞いたときは、「えっ!そんなに美術が好きだったの?」という印象でした。そして3ヶ月位通ったところで、『イラストレーター科に替わりたい。ラッシュも耐えられないし』と言い出し、6ヶ月で退学して、翌年中央美術学園へ入学し直しました。
私は『同じ学校なら学費も無駄にならないのに』と何回か言ったのですが、どうしても替わりたいと言います。『自分で学費払って行くんだったらいいよ』と、学費は貸すことにして、りえは以後ずっとバイトをしながら返していました。

中美に替わってからのりえの打ち込みようはものすごく、夜遅くまで学校に残って描き続けることもよくありました。『中美に替わってよかったー、々々』と何回も言っていて、りえの絵が一挙に開花しました。
私は『ダメー』と言わないで本当によかったと思っています。

りえの日記の中に「何でも自由に好きなことができるこんな家庭に生まれたことが、奇跡のようだ」と書いていて、これは私たちへの何よりのほめことばだと、感謝感激しています。
「自由」は、創造主である神様が、神様と同じ「自由」を人間にくださったもの。りえの絵に「自由」を感じ、心が「自由」になってくだされば、何より本望のことと思います。

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